きちんとした指示出し、約束が重要です


家事代行サービスの注意点

女性の社会進出や高齢化により、家事代行サービスも多岐にわたるようになりました。
家政婦やベビーシッターは広く知られる存在ですが、全てを任せるのではなく、買い物や掃除等、家事の一部を担う部分売りサービスも多く見受けられます。
足りないところを助けてくれる、とても便利なサービスですが、気をつけないと大きなトラブルにもつながりかねません。

家事とは書いて字のごとく家庭内の用事です。買い物・洗濯・掃除、それぞれに家庭毎のやり方や決まりごとがあるでしょう。食材の選び方、洗濯物のたたみ方、物の片付け方。細かなことではありますが、生活においてやり方一つ違うだけで違和感が残るものです。
例えば、他人に買い物を頼んだとして、豆腐一つにしても自分の好みや普段購入する価格帯と違うものを選ばれれば、それは不満の残るサービスになります。

掃除においては、部屋の片付けの基準が異なる場合もあるでしょう。他人からは散らかっているように見えても、居住者には必要なものばかりで捨てられると困るケース。物を捨てないように整理しても、その片付けた物がどこに整頓されたか居住者が把握できないこともあります。
大切なのは依頼前に、自分の希望を詳細まで伝えること、そしてサービスの範囲を相互確認することです。
多かれ少なかれ、家事を任すということは、他人を家にいれる行為であります。
しっかり検討して、家事代行サービスを賢く利用しましょう。